ノンセク おひとり様人生

ノンセクシャルでも幸せに生きたい。セックスできないアラサー女のこれまでとこれからのこと。

月イチで自分の身体と解釈違い。

ご無沙汰してます、あっきーです!

1ヶ月以上あいてしまった…。ブログ更新しないんですか~?とちょくちょく聞かれだしたので、久しぶりに更新してみる。最近はオフ会行きたいのになかなか予定が合わず、それならサシオフすればいいのでは?と気付いて、色んなフォロワーさんと遊んでもらってます。こーれがめちゃくちゃ楽しくってハマってしまって。

みんなでワイワイできるオフ会もいいけど、一対一でじっくり話せるサシオフもいいもんだなと。そのせいで予定が詰め詰め、うれしい悲鳴。晴れてコミュ障から出会い厨にクラスチェンジしたので、遊んで!!って方がいたら軽率に声をかけてほしい。


近況はこのくらいにして…

本日のテーマは生理いわゆる月経についてです。女性ならではの生理現象、基本的に女性の皆さん全員に起きることではあるけど、その捉え方って人それぞれだなぁ~ってよく思います。

最近、自分の月経との向き合い方がけっこう昔と比べると変わってきたような気がしていて、一度ブログ書きながらゆっくり考えてみたらおもしろいかもしれない!と思ったので、テーマに選んでみました。そんなグロい話をするつもりはないんですけど、直接的な表現とかはあるかもだから、ダメそうかも~って思った人は注意でお願いします。

 

月経、女性のみなさんならみんな避けては通れない道だし、それなりに付き合っていくしかない生理現象だと思うんですけど、正直なところ、私は昔からほんとに月経がめんどくさくて、めんどくさくて、嫌いなんです。

まずなにが嫌って、れる。ナプキン付けるけどゴワゴワするし夏はムレ、最悪。それでも寝てる間のつたい漏れとかでしくじったときの絶望感ったら半端ないし、朝にシーツ殺人事件だとその日一日もう何もしたくなくなる。あとはすごく眠くなるのと腰が重だるくなるの、それもどうにかしてほしい。そこまで生理痛とかは酷い方ではないから、まだマシなところあるけど、それでも仕事が立ちだから連勤中に月経来ちゃうと、ああ…終わった…って思う。

それから、の子の日♡とかいうふわふわした謎の隠語も死ぬほど嫌い。何をかわいこぶりっこしてやがんだこの野郎、こちとら内臓から出血しとるんやぞ!ふざけるな!っていう反抗心から、個人的には祭り、もうちょっとふざけてテンション上げていきたいときは、ラッディーカーニバルって呼んでる。つまり私にとっての月経とは、長きに渡る自分の身体との戦いなのである。


初潮は遅くて中学2年生くらい。小学校の頃にはすでに月経が来てる子が周りにはけっこういて、そのときは、なんで私まだ来ないんだろ!?早く大人になりたいのに!!ってソワソワしてました。その頃は、月経=オトナのお姉さん、ってイメージがあったので、月経来てる子いいなぁ~羨ましいなぁ~って思ってたんですよね、大変さとか何にも知らなかったからね。

だから初めて血が出たときは嬉しくて、やっと私にも来た!!ってテンション上がって、トイレの中から「おかーさああああん!!」って叫んだよね。

親も良かったねー!って喜んでくれて、私は嬉々として夕飯に出た赤飯をモリモリ食べたんですけど、姉に「あんたよくそんな嬉しそうに赤飯食べられるね?恥ずかしくないの?」と聞かれたように思います。今なら姉の気持ちすごく分かるんですけどね、その頃は赤飯炊くくらいだからおめでたいことには違いないんだろうけど、姉みたいに恥ずかしいって思う人もいる。大人になるってよく分からないなあ??とか考えてました。

 

最初こそは喜んでたわけですけど、はじまってみれば月経、ほんとに面倒なことの連続。それでも中学高校大学と女子校でずっと生きてきたので、学校でもそういう話は割とオープン。やばい!ナプキン忘れた!って教室で叫べば、貸そうか!?ってクラスメイトが差し出してくれる生きやすい世界だった。

中高の保健体育の授業でも、大学の母性看護の授業でも、月経についてはあらためて一通り習いました。夏休みに基礎体温測定が宿題であったりね。周りの友達はみんなサボってやってなかったけど…。休み明けに真っ白なグラフを提出する生徒たちに、養護教諭の先生が結構ガチで怒っていたの忘れられない。

毎朝忘れずに同じ時間に体温を測るのは面倒、それは分かる、だけどその面倒をしないことで困るのは将来の貴方たち。子どもがほしい、そう思ったときに初めて自分の身体に何か問題があると分かったら?今気付けば早めに対処することもできる。貴方たちの身体は貴方たちのもの、もっと自分の身体に関心を持ちなさい、女性として幸せになるためにも。

確かそんな風に言ってたと思う。

その頃から月経周期は割ときっちりしてたし、基礎体温のグラフもちゃんと綺麗な二層性になってて、わたしの身体には子どもを成せる機能が備わっているんだなあ…って漠然と思った。

 

いつか子どもむ。

初潮を迎えたときから私はそういう目で周りから見られていて、そうすることを期待されていて、そうできるように教育されてきた。そのことに関して、今までは特に何の感情を持つこともなかったし、自分でも「せやな!」としか思っていなかったので、気にしたこともなかったんですけど…。

ノンセクを自認して、きっと私はこの先自分の子どもを持つことはできないだろうな…と自覚した途端に、その全部がになってしまったんです。

 

子どもは好きだし今でも欲しいなぁ〜産みたいな〜と思うこともある。でもノンセクだから難しい。今までは、月経めんどいけどいつか自分が子どもを産むためだから仕方ない…頑張ろ!ってかろうじて思えてたよ??せやけどノンセクの私にとったら、そうじゃないわけです。

私は死んでもセックスなんかしたくないのに、私の身体はずっとそれを待ち望んで準備をしてるっていうのがもう地雷。頼んでもないのに律儀に毎月きっちり排卵して子宮にフカフカのベッドを作って、ずっと待ってたのに今月も精子くん来なかった〜!って血の涙流すんですよ?人の股から。自分の心と体が解釈違い、お前ふざっけんな、全てが無理すぎの無理。そんなんで月経来ても頑張れない。

月経ってただでさえブルーな気持ちになるのに、そういう理由もあって自認後からは毎月その都度テンション爆下がり。不本意すぎて3割増しでイライラするし、余計にお腹も痛い。これはさすがにどうにかしなければ…と思って、色々解決策を自分なりに考えてみたわけです。

 

一番手っ取り早いのは、子宮取っちゃうっていう選択肢だなって思ったんですけど、ホルモンバランス崩れて大変そうだし、骨粗鬆症怖いし、痛いのやだしお金もかかるし、何より親が泣くな…と確信したのでそれは除外。

ピルを飲み続けるっていうのも考えてみたんですけど、大学の卒業旅行のときにもらった薬が本当に合わなくて、ハワイで吐き気と戦った思い出が辛すぎてそれも出来ればパス。そうなるともう月経が来るのを止める!っていうアプローチは難しいと判断。来るものは仕方ない!月経が来ても出来るだけ快適に!ストレフリーに!過ごせる方法を考えよう!っていう方向へシフト。

そんなときテレビで流れていた、ムレない!モレない!生理だって忘れちゃう!っていう歌い文句のタンポンのCM…。これだ!!ってピンときた私、その日のうちにドラックストアへ買いに走りました。

 

タンポンの存在についてはもちろん知っていたし、試してみたいな…って今までに思ったこともあったんです。だけどネットとかで調べてみると、企業のページとかだと初めてでも大丈夫!って書いてても、基本的には性経験がある人が使うもんでしょ?みたいな意見が多くて、足踏みしちゃって。

膣に直接突っ込むわけですからね、そんなんよく分からんしふつうに怖いし、はしたない気がしてヤダな…って思ってしまって。母にも相談したこともあったけど、そんなものやめときなさいって言われてしまったし、その時点では諦めてナプキン使ってたんですよね〜。

だけど、私がこの先の人生セックスすることはもうないわけだ、一生処女なわけだ。それが確定してるなら、これ以上待ってたって仕方ないじゃん、それならタンポン使ってもよくな〜い??ってなんか…思ったんですよね。まあ、怖さはないわけじゃないけど、今より快適に過ごせるならちょっとくらい頑張ってみようかな!と思えました。

どこぞの男のきったねえちんこ突っ込まれるより、清潔な綿じぶんで詰めるほうがよっぽどハードル低いわ!という気持ち。いけいけドンドンモードだー!!

 

最初は全然うまくいかなくて、コツを得なかったんですけど、慣れたらけっこうスッと入るし上手くいけば本当に違和感がない。ドロッと血が出てくるあの感覚も苦手だったけど、それもないしムレないモレない夜熟睡!最高か!??って思った。

まー、それでも出し入れするときは心がになるし、死にたくなる瞬間たまに訪れるけど、快適さ天秤にかけたら断然そっちに傾くから頑張れる。なんやねん、タンポン、お前…結構やるやないか。なんで今まで誰もお前の良さ、教えてくれへんかったん!?ってキレそうになるレベル。

タンポンユーザー意外と居るのかもしれないけど、女同士でも月経のとき何使ってる?っていう話になることがないから分からないよね。月経に関する話題ってものすごくプライバシーに関わるというか…そうそう言ってはいけないこと、みたいな空気あるじゃないですか。それ自体が私はちょっと違和感。中高のときはみんなでナプキン貸し借りし合えてたし、今日生理なんだ〜!って宣言できてたけど、女社会だからこそ許されてたことなんだなぁって思っちゃう。生きにくい〜。

 

みんなタンポンいいよ、タンポン…私はタンポン推しのオンナになったので、会う友達みんなに一時期勧めてた。合う合わないはあると思うから一概には言えないけど、少なくともわたしにはすごく合ってたから。

処女、タンポン、ダメ!っていう謎の固定概念に縛られて、毎月しんどい思いしてたの馬鹿みたいだ。ノンセク自認して、自分は一生処女と分かったからこそ踏み出せたっていうのはあると思います。去年の夏に自分としっかり向き合って出した答えがノンセクだから、それを基盤にして自分の中にあるそういう凝り固まったものドンドン壊して、生きやすくしていけたらいいな!って思ってる。

それでもノンセクっていうのは私のひとつの傾向でしかないし、ノンセクたるものこうあらねばならない!っていう、そっちの固定概念にハマってしまったら、それはそれでまた生きにくくなっちゃう気がするから、適度に都合のいいときだけ取り入れて上手いことやっていけたら一番良さそうだな〜とか考えてる。

 

私は自分が女に生まれて良かった〜!って思ってるし、これからもそんな自分を好きでいたいなって思ってるから、月経とも上手く付き合っていきたい。できる限り早めに終わってくれたらいいな…って正直思うけど、身体は言うこと聞いてくれないので諦めてる…笑

毎月のことだし、その都度テンション地にめり込んでたら心が持たないのでね。今は色んなタンポンを買い込んで、色々試してみるっていうのをやってる。次はこれを使いたいって思うと、来月いつかな〜って若干来るの楽しみになるからふっしぎ〜!そうやって、嫌なことも工夫して人生楽しく生きていこうと思ってます。

日々、ポジティブ!!

女子のみんな一緒に頑張ろうな!!

 

次は早めに更新頑張るね。